こんにちは、ちりつも生活です。一人暮らし10年目の30代会社員として、日々節約生活を送っている私ですが、最近よく友人から「IT業界って給料いいよね。転職したいけど、30代で未経験って無理かな?」という相談を受けます。
実は、私の友人で33歳で営業から完全未経験でプログラマーに転職した田中さん(仮名)がいるんです。今では年収も前職より200万円アップしてるって聞いて、正直うらやましい!
そこで今回は、30代からIT転職を成功させるための完全ロードマップをお伝えします。これを読めば、あなたも安心してIT業界への第一歩を踏み出せますよ。
30代未経験でもIT転職は可能?現実を知ろう

「30代でプログラミング未経験って、もう遅いんじゃない?」
そんな風に思っている方、多いんじゃないでしょうか。でも安心してください。実際のところ、30代からIT転職を成功させている人はたくさんいます。
ただし、現実も知っておく必要があります。20代と比べると選択肢は狭くなるし、学習にも時間がかかる場合が多い。でもその分、社会人経験があるという強みもあるんです。
30代IT転職の現実的な年収相場
気になる年収の話から始めましょう。30代未経験からIT転職した場合の年収相場は、だいたい300万円〜450万円くらいからスタートすることが多いです。
「え、思ったより低い?」と感じるかもしれませんが、ここからが重要。IT業界は実力次第でどんどん年収が上がる業界なんです。
例えば、先ほどの田中さんの場合:
- 転職直後(33歳):年収350万円
- 1年後:年収420万円
- 3年後(現在36歳):年収550万円
このように、スキルアップに合わせて年収も右肩上がりで増えていくのがIT業界の魅力です。
スキル習得にかかる期間の目安

「どれくらい勉強すれば転職できるの?」
これも気になるポイントですよね。一般的に、未経験から転職レベルまで到達するには以下のような期間が目安です。
学習時間の目安
- 独学の場合:6ヶ月〜1年(1日2〜3時間)
- プログラミングスクール利用:3ヶ月〜6ヶ月(1日1〜3時間)
- 転職保証付きスクール:3ヶ月〜4ヶ月(集中コース)
30代の場合、仕事をしながら学習する人がほとんどなので、現実的には6ヶ月〜1年くらいは見ておいた方がいいでしょう。
私の知り合いの佐藤さん(35歳、事務職から転職)は、平日は仕事帰りに2時間、土日に各4時間ずつ勉強して、8ヶ月で転職を成功させました。「最初の2ヶ月は本当にきつかった」と言ってましたが、慣れてくると学習リズムができてきたそうです。
おすすめの学習方法
学習方法は大きく分けて3つあります。
1. 独学
- メリット:費用が安い、自分のペースで進められる
- デメリット:挫折しやすい、質問できる人がいない
- 向いている人:自己管理が得意、時間に余裕がある人
2. プログラミングスクール
- メリット:体系的に学習できる、質問できる環境がある
- デメリット:費用がかかる(10万円〜80万円程度)
- 向いている人:効率的に学習したい、サポートが欲しい人
3. 転職保証付きスクール
- メリット:転職までの道筋が明確、就職活動もサポート
- デメリット:費用が高い(50万円〜100万円程度)、条件がある場合も
- 向いている人:確実に転職したい、投資を惜しまない人
転職成功のカギ:ポートフォリオ作成

IT転職で最も重要なのが、ポートフォリオです。これは「私、こんなものを作れますよ」というアピール材料。
ポートフォリオに含めるべき内容
- 基本的なWebアプリケーション
- TODOアプリ
- 簡単なECサイト
- ブログシステム
- あなたらしいオリジナル作品
- 趣味や前職の経験を活かしたアプリ
- 独自のアイデアを盛り込んだサービス
田中さんの場合、営業時代の経験を活かして「営業活動管理アプリ」を作成。面接官から「実際の業務を理解している」と高評価を得たそうです。
- 技術的な幅を示すもの
- フロントエンド(見た目の部分)
- バックエンド(サーバー側の処理)
- データベース連携
ポートフォリオ作成のコツ
完璧を求めすぎないことが大切です。最初は小さなアプリでも大丈夫。大事なのは「動くものを作った」という実績と、「どんな技術を使ったか」を説明できること。
コードの品質よりも、まずは完成させることを優先してください。面接では「なぜこの技術を選んだのか」「どんな工夫をしたのか」といった思考プロセスも評価されます。
30代ならではの転職戦略
30代には30代の戦い方があります。
社会人経験を武器にする
20代の未経験者と差別化するポイントは、これまでの社会人経験です。
- コミュニケーション能力:チームでの開発は必須
- 課題解決能力:前職での問題解決経験をアピール
- 責任感:プロジェクトを最後まで完遂する力
- 業務理解:システムを使う側の気持ちが分かる
転職活動のポイント
- 自己分析をしっかりと なぜIT業界に転職したいのか、明確な理由が必要です。
- 企業研究は念入りに 30代は「この会社で長く働きたい」という意思を示すことが重要。
- 面接では熱意を伝える 技術力不足は熱意でカバー。学習への意欲を強くアピールしましょう。
スクール選びで失敗しないコツ
プログラミングスクールを検討している方向けに、選び方のポイントをお伝えします。
チェックすべき項目
- カリキュラムの内容
- 実践的な内容か
- 転職に必要なスキルが網羅されているか
- サポート体制
- 質問対応の時間
- メンターの質
- 転職支援の充実度
- 受講生の実績
- 転職成功率
- 転職先の企業
- 卒業生の声
転職保証付きスクールの注意点
「転職保証」と聞くと安心感がありますが、条件をよく確認しましょう。
- 年齢制限はないか
- 保証の内容(返金条件など)
- 紹介される企業の質
高額な投資になるので、無料体験や説明会には必ず参加して、自分に合うかどうか判断してください。
まとめ:30代からのIT転職は十分可能!
長くなりましたが、30代未経験からのIT転職について詳しくお話ししました。
ここで重要なポイントをもう一度まとめておきますね。
- 年収相場:300万円〜450万円からスタート、その後実力次第で大幅アップ可能
- 学習期間:6ヶ月〜1年程度(働きながらの場合)
- 成功のカギ:ポートフォリオ作成と社会人経験のアピール
- 学習方法:独学、スクール、転職保証付きスクールから自分に合ったものを選択
確かに30代からの転職は簡単ではありません。でも、不可能でもありません。
IT業界は慢性的な人材不足で、やる気のある人材を求めています。あなたの社会人経験は、20代にはない大きな武器になります。
「もう遅いかな」と思っているそこのあなた。田中さんも佐藤さんも、最初は同じことを考えていました。でも一歩を踏み出したからこそ、今の充実した働き方を手に入れています。
人生100年時代と言われる今、30代はまだまだ折り返し地点にも達していません。新しいチャレンジをするには十分すぎるほど時間があります。
もしIT転職に少しでも興味があるなら、まずは小さな一歩から始めてみてください。プログラミングの無料学習サイトを覗いてみる、スクールの説明会に参加してみる、転職した人の話を聞いてみる。
どんな小さな行動でも、今日始めれば未来は変わります。
あなたの新しいキャリアを心から応援しています!