こんにちは、ちりつもです!
一人暮らしを始めて10年が経ち、最近つくづく思うのが「たまには一人でどこか行きたいな〜」ということ。でも、正直お金のことを考えると二の足を踏んでしまいますよね。
実は僕も最初はそうでした。「一人旅って高そう」「どこから手をつけていいか分からない」そんな風に思っていたんです。でも、コツを掴んでからは年に3〜4回は格安一人旅を楽しんでいます。
今回は、そんな僕が実際に試して効果があった、格安一人旅のノウハウを余すことなくお伝えします。これを読めば、きっとあなたも「これなら行けそう!」と思えるはずですよ。
なぜ一人旅が今の時代にピッタリなのか
まず、なぜ一人旅がおすすめなのかお話しします。
僕たち20代から40代って、仕事やプライベートで何かと忙しいじゃないですか。友達との予定を合わせるのも一苦労。でも、ソロトリップなら自分のペースで全て決められる。これが最大の魅力です。
去年の秋、急に「温泉入りたい!」と思い立って、その日のうちに熱海への一泊旅行を決めました。格安航空券を使って東京から静岡まで飛んで、ホステルに泊まって、総額1万5千円。こんな自由さは一人旅ならではですよね。
格安一人旅の基本戦略

オフシーズンを狙い撃ちせよ
格安一人旅の鉄則、それは「オフシーズン」の活用です。
みんなが行きたがらない時期こそ、実は穴場なんです。例えば、沖縄なら梅雨明け直後の7月中旬、北海道なら11月下旬から12月上旬。観光地としては微妙な時期かもしれませんが、宿泊費や航空券が驚くほど安くなります。
僕が札幌に行った時の話をしましょう。12月初旬の平日出発で、東京から往復航空券が1万2千円。同じ路線でも夏休みなら5万円は軽く超えますからね。雪もちらほら降っていて、むしろ風情があって良かったです。
平日出発の威力は絶大
会社員の皆さん、有給休暇は計画的に使っていますか?
平日出発の格安効果は本当にすごいんです。金曜出発と月曜出発では、航空券代が2倍以上違うことも珍しくありません。特に火曜日や水曜日出発は狙い目。
僕の場合、有給を月曜日に取って日月の一泊二日で旅行することが多いです。日曜日に帰ってくるより疲れも少ないし、何より安い。一石二鳥です。
格安航空券の賢い取り方

比較サイトを使い倒す
格安航空券を探すなら、比較サイトは必須ツールです。
僕がよく使うのは、スカイスキャナーやエクスペディア。同じ路線でも航空会社や予約サイトによって値段が全然違うんです。時には1万円以上の差が出ることも。
ちょっとしたコツですが、検索する時は「最安値の月」で検索してみてください。自分の希望日程の前後で、どのくらい料金が変わるか一目で分かります。1週間ずらすだけで半額になることもありますからね。
LCCを恐れるな
格安航空会社(LCC)に対して「安かろう悪かろう」のイメージを持っている人も多いと思います。でも、短距離の国内線なら全く問題ありません。
ピーチやジェットスターなど、今のLCCはサービスもしっかりしています。荷物を最小限にして、機内食は我慢する。これだけで大手航空会社の半額以下で飛べることも。
福岡に行った時は、成田からジェットスターで片道4千円でした。普通に新幹線で行くより安い。もはや意味が分からないレベルです(笑)。
早朝・深夜便は格安の宝庫
朝6時台の便や夜遅い便って、みんな避けがちですよね。でも、ここにこそチャンスがあります。
確かに早起きは辛いですし、到着が遅いと1日目がもったいない気もします。でも、宿泊費を1泊分浮かせられると考えれば、案外悪くないんです。空港で仮眠を取って、朝から観光を楽しむのも一つの手。
宿泊費を劇的に下げる方法

ホステルは現代の旅人の味方
「ホステル」と聞くと、汚い、危険、うるさいといったイメージがあるかもしれません。でも、最近のホステルは本当にキレイで快適です。
特に都市部のホステルは設備が充実していて、普通のホテル並み。個室プランもあるし、朝食付きのところも多い。料金は一般的なビジネスホテルの半額以下です。
大阪のあるホステルに泊まった時は、1泊2500円でした。共用スペースでは他の旅行者と情報交換もできて、思わぬ収穫も。一人旅ならではの出会いですね。
カプセルホテルという選択肢
男性の方なら、カプセルホテルも格安宿泊の強い味方です。
最近のカプセルホテルは本当に進化していて、個人専用のテレビやコンセント、Wi-Fiは当たり前。大浴場やサウナが付いているところも多くて、疲れた体をしっかり癒せます。
料金は地域にもよりますが、東京都内でも3000円台から泊まれるところがたくさん。新宿や池袋なら選択肢も豊富です。
民泊も賢く活用
Airbnbなどの民泊サービスも、使い方次第では非常にお得です。
特に地方都市では、一軒家を丸ごと借りても1泊5000円程度のところも。キッチンが使えるので、食費も節約できます。長期滞在なら割引が効くことも多いので、連休を使った旅行には特におすすめ。
ただし、民泊は当たり外れがあるので、レビューはしっかりチェックしましょう。僕も一度、写真と全然違う物件に当たって慌てた経験があります(笑)。
現地での賢い節約術

食事は地元の人と同じ場所で
旅行先での食事、つい観光地価格の高いお店に入ってしまいがちですよね。でも、本当に美味しくて安いのは地元の人が普段使いしているお店です。
僕の定番テクニックは「駅前の定食屋探し」。どこの街にも必ずある、地元のサラリーマンが通うような定食屋。ここで食べる定食は、だいたい500円から800円程度で、味も量も大満足。
広島に行った時は、地元の方に教えてもらった小さなお好み焼き屋さんで夕食。観光地のお好み焼きが1200円するのに対して、そこは700円でした。しかも、明らかにそっちの方が美味しかった。
交通費は一日券で解決
現地での移動費も意外とバカになりません。でも、多くの都市では観光客向けの一日券が用意されています。
例えば、京都なら市バス一日券600円で、主要な観光地はほぼ網羅できます。普通に3回以上バスに乗れば元が取れる計算。神戸や横浜、福岡なども同様のサービスがあります。
無料スポットを事前にリサーチ
お金をかけなくても楽しめるスポットって、実は結構あります。
公園や神社仏閣、展望台、商店街の散策など。特に夜景スポットは無料のところが多くて、デートスポットとしても有名な場所が格安一人旅でも楽しめます。
函館の函館山、神戸の摩耶山、長崎の稲佐山など、有名な夜景スポットの多くは入場無料。一人でぼーっと夜景を眺める時間も、なかなか贅沢ですよ。
実際の格安一人旅プラン例
【プラン1】関西2泊3日 予算2万円
交通費
- 東京→大阪(LCC) 6,000円
- 大阪→東京(LCC) 6,000円
- 現地交通費(一日券×2日) 1,200円
宿泊費
- ホステル(2泊) 5,000円
食費・その他
- 2,000円
合計:20,200円
このプランなら大阪・京都・奈良を満喫できます。僕も実際にこのくらいの予算でよく関西旅行を楽しんでいますよ。
【プラン2】沖縄2泊3日 予算3万円
交通費
- 東京→那覇(格安航空券) 15,000円
- 那覇→東京(格安航空券) 15,000円
宿泊費
- ゲストハウス(2泊) 6,000円
食費・その他
- 4,000円
合計:30,000円
沖縄も工夫次第でこの予算で行けます。オフシーズンなら航空券がもっと安くなることも。
格安一人旅で注意すべきポイント
安全面は絶対に妥協しない
格安とはいえ、安全面での妥協は禁物です。
特に宿泊施設選びでは、料金だけでなく立地や設備、口コミを必ずチェック。あまりに安すぎる宿は、それなりの理由があることも多いです。
僕も一度、格安に釣られて選んだ宿が繁華街の真ん中で、夜中まで騒音に悩まされたことがあります。安いには安いなりの理由があるんですね。
キャンセル規定は事前に確認
格安航空券や宿泊プランには、厳しいキャンセル規定が設けられていることが多いです。
特にLCCの格安運賃は、キャンセル・変更が一切できないものがほとんど。予約前に必ず条件を確認して、スケジュールが確定してから予約するようにしましょう。
まとめ:格安一人旅で人生を豊かに
いかがでしたか?格安一人旅のコツを実践すれば、月の飲み代程度の予算で素敵な旅行が楽しめます。
僕がこれまでに実践してきた方法をまとめると、
- オフシーズンと平日を狙う
- 格安航空券は比較サイトで徹底比較
- ホステルやカプセルホテルを活用
- 現地では地元価格で楽しむ
- 安全面は絶対に妥協しない
この5つがポイントです。
一人旅って、最初は勇気がいるかもしれません。でも、一度やってみると本当にクセになります。自分だけの時間、自分だけのペース、自分だけの発見。これほど贅沢なことはありません。
「お金がないから旅行は無理」なんて思わずに、まずは近場の温泉地からでも始めてみませんか?きっと新しい自分に出会えるはずです。記事を書いていたら一人旅に行きたくなってきた。
それでは、皆さんの素敵な格安一人旅を心から応援しています。良い旅を!