日用品・生活費の節約

一人暮らしに必要な日用品リストと初期費用の抑え方

はじめまして!一人暮らし10年目の30代会社員、「ちりつも生活」です。今日は自分の経験と失敗から学んだ「本当に必要な日用品」と「初期費用を抑えるコツ」をご紹介します。

一人暮らしスタート時の気持ち、わかります

大学進学や就職、転職など、人生の新しいスタートと共に始まる一人暮らし。自由な空間に胸が高鳴る一方で、「何から揃えればいいの?」「お金がいくらかかるんだろう…」という不安も大きいですよね。

私が初めて一人暮らしを始めた時は、興奮のあまり無計画に買い物をして、結局使わないものばかり買ってしまいました。特に覚えているのは、オシャレなキッチングッズ。料理をほとんどしない私が、なぜかフードプロセッサーとホットサンドメーカーを買ったのです(笑)。もちろん、ほとんど使わないまま押入れの肥やしに…。

そんな失敗をあなたにはしてほしくないので、実際に必要なものと優先順位をしっかりお伝えします!

本当に必要な日用品リスト(優先度順)

優先度を3段階に分けて紹介します。最初に買うべきもの(最優先)、1週間以内に揃えたいもの(優先)、あると便利だけど後回しでもOKなもの(あれば便利)です。

【最優先】初日から必要なもの

  • 寝具セット:布団(または敷布団とマットレス)、枕、シーツ、カバー
  • タオル類:バスタオル2枚、フェイスタオル4枚程度
  • 照明器具:部屋に備え付けがない場合
  • トイレットペーパー:何気に初日から必須です
  • カーテン:プライバシー確保のため必須
  • ゴミ箱:キッチン用とそれ以外の2つあると便利
  • ティッシュペーパー:風邪の時だけでなく、日常的に必要
  • 食器類(最小限):お皿2枚、コップ、箸、スプーン
  • 携帯充電器:スマホが使えないと何もできない時代…

最初の晩を快適に過ごすには、この「最優先リスト」さえあれば大丈夫。私の失敗談ですが、引っ越し初日にカーテンを買い忘れて、段ボールを窓に貼り付けて過ごした夜は地味に辛かったです(汗)。みなさんは私の轍を踏まないでくださいね。

【優先】1週間以内に揃えたいもの

  • 調理器具:フライパン、鍋、菜箸、フライ返し
  • 洗面用具:シャンプー、ボディソープ、歯ブラシ、歯磨き粉
  • 掃除道具:ほうき、ちりとり、雑巾(またはモップ)
  • 洗濯用品:洗濯バサミ、物干しハンガー、洗剤
  • 収納ボックス:衣類や小物整理用に数個
  • 延長コード:意外と必要になります
  • 救急セット:絆創膏、消毒液など最低限の応急手当用品

私の場合、引っ越し3日目に風邪を引いて、薬も何もない状態だったのがしんどかった…。基本的な医薬品(頭痛薬、胃薬、風邪薬)も早めに用意しておくと安心です。

【あれば便利】余裕があれば購入するもの

  • 掃除機:当面はほうきでも代用可能
  • アイロン・アイロン台:シワが気になる人向け
  • 加湿器・空気清浄機:季節や体質に合わせて
  • ハンディミシン:ボタン付けなど簡単な修繕用
  • 工具セット:小さな修理用(100均で十分)
  • 観葉植物:部屋に癒しを与えてくれます
  • ハンガーラック:収納スペースが足りない場合

ちなみに私は、掃除機を買うのを後回しにしていたら、髪の毛やホコリだらけの床でストレスがたまる一方でした。結局、引っ越し後2週間で慌てて購入。あなたの生活スタイルで優先度が高いものは、このリストにかかわらず早めに検討してくださいね。

初期費用を抑える7つの具体的な方法

新生活の初期費用って、バカにならないですよね。私は最初の一人暮らしで約25万円も使ってしまいました。でも2回目の引っ越しでは約10万円に抑えることができたんです!その経験から学んだコツを紹介します。

①優先順位を明確にしてリスト化する

まずは必要なものをすべて書き出して、「今すぐ必要」「あとで良い」と分類。衝動買いを防ぎ、計画的に購入できます。私はExcelでリストを作り、予算と実際の支出を管理していました。

②親族や友人からのお下がりをチェック

意外と周りの人は余っている家具や家電を持っていたりします。私の場合、叔母が使っていない炊飯器をくれて、新品を買わずに済みました。遠慮せずに聞いてみるのがコツです!

③リサイクルショップやフリマアプリを活用する

家電や家具は中古でも十分使えるものが多いです。特に冷蔵庫や洗濯機、電子レンジなどの大型家電は中古で購入すると数万円単位で節約できます。私はテーブルとテレビを合わせて15,000円で手に入れました。新品なら軽く5万円はしたはず…。

おすすめのリサイクルショップは「ハードオフ」「セカンドストリート」です。運が良ければ高品質な商品が格安で見つかりますよ。

④100均・300均を賢く使い分ける

日用品の多くは100均で十分です。特にキッチン用品や収納ボックス、掃除道具は100均でも質の良いものが揃います。私の部屋の収納ボックスはほぼ全部ダイソー製ですが、見た目も機能も大満足。

ただし、毎日使うものや耐久性が必要なものは、ちょっと良いものを選んだ方が長い目で見ると経済的です。例えば包丁や爪切り、シャンプーなどは300円以上の商品がおすすめ。

⑤セール時期を狙う

3月や9月は引っ越しシーズンで家具・家電のセールが多いです。特に4月以降は展示品のセールなどもあるので、少し待てるものはこの時期に購入するとお得。私は3月末の決算セールで炊飯器を40%オフで買えました。

⑥不用品をまとめて買い取ってもらう

前の家からの不用品があれば、買取サービスを利用しましょう。私は前の部屋の家具を出張買取してもらい、約2万円の臨時収入に。これが新生活の初期費用の足しになりました。

⑦家電はレンタルという選択肢も

一時的な滞在なら家電レンタルもアリ。特に冷蔵庫や洗濯機などの大型家電は、1〜2年の予定なら購入よりレンタルの方が経済的な場合も。私の友人は1年の短期赴任の際、月額3,000円で冷蔵庫をレンタルしていました。

私の失敗談から学ぶ!無駄な出費を防ぐコツ

思い返すと恥ずかしいですが、私が一人暮らしを始めた時にやってしまった「無駄遣い」をご紹介します。

「かっこいいキッチンにしたい!」と思って、ミキサー、電気ケトル、コーヒーメーカー、ホットサンドメーカーを全部新品で買ったのに、ほとんど使わずじまい。結局、自炊自体があまりせず、約5万円が水の泡になりました…。

また、部屋の雰囲気を良くしたくて高級なクッションやラグを購入。でも結局、猫を飼い始めたら爪とぎにされてボロボロに。耐久性重視の安いものでよかったなと後悔しました。

こうした失敗から学んだのは「自分の生活スタイルを正直に見つめる」ことの大切さ。自己分析が一番のコスト削減になります。

「本当に必要」を見極めるための自己チェックリスト

以下の質問に答えて、何が本当に必要かを考えてみてください:

  1. これまでの生活で、この商品をどれくらいの頻度で使っていた?
  2. この商品がないと、具体的にどんな不便が生じる?
  3. 代用できるものはない?
  4. 一週間待ってからでも困らないか?
  5. 友人や家族から借りられるものではないか?

私はこの5つの質問をする習慣をつけてから、衝動買いが激減しました。特に質問4の「一週間待つ」というのは効果絶大。ほしいと思った商品を一週間メモしておいて、それでも必要だと思えば買う…というルールです。これで「思いつき買い」の約7割は消えました!

まとめ:新生活を楽しむためのポイント

一人暮らしの初期費用は、計画性と優先順位付けで大きく節約できます。最初に必要なものだけを揃え、徐々に足りないものを補充していく方法が一番経済的です。

私は最初の一人暮らしで失敗しましたが、その経験が今の快適な生活につながっています。みなさんには私の失敗から学んで、スマートな新生活をスタートしてほしいと思います。

新しい生活環境は、自分自身を見つめ直すきっかけにもなります。何が本当に必要で、何が自分にとって価値があるのか。モノを選ぶ過程で、自分の価値観や生活スタイルが明確になっていくはずです。

最後に一つ、大切なアドバイス。初期費用を抑えることは大事ですが、「長く使うもの」や「毎日使うもの」については、少し良いものを選んでも良いと思います。特に寝具や照明など、生活の質に直結するものは、無理に節約せず、自分の満足度とのバランスを考えましょう。

新生活、楽しんでくださいね!何かあれば、コメント欄で質問してくださいね。