こんにちは!
一人暮らしを始めたばかりの皆さん、毎月の水道料金にびっくりしていませんか?私も大学を卒業して一人暮らしを始めた時、最初の水道料金の請求書を見て目が飛び出る思いをしました。「こんなに使った?」と思いながらも、どうやって節約すればいいのか分からず悩んでいました。
そこで今回は、一人暮らしの若者でも簡単に実践できる水道代の節約テクニックと、なぜこんなに高いのかが分かる水道料金の仕組みについて詳しく解説します。この記事を読めば、あなたも無理なく水道代を節約できるようになりますよ!
水道料金の仕組みを知って賢く節約しよう
水道料金って、実は「基本料金」と「従量料金」の2つから成り立っているのをご存知ですか?
「基本料金」は、水道メーターの口径(サイズ)によって決まります。一人暮らしのアパートやマンションなら、だいたい13mmか20mmの口径が一般的です。この基本料金は、水を一滴も使わなくても必ず請求される固定費なんです。
一方、「従量料金」は使った水の量に応じて計算される変動費。1立方メートル(1,000リットル)あたりの料金が設定されていて、使えば使うほど料金が高くなります。
例えば東京23区の場合、1か月に10立方メートルの水を使うと、基本料金約860円(口径13mmの場合)+従量料金約1,200円で、合計約2,060円になります。
私の場合、最初の頃は何も考えずにお風呂に長く入ったり、洗い物の時に水を出しっぱなしにしていたので、月に15立方メートル以上使って3,000円近い請求が来ていました。しかし、これから紹介する節約テクニックを実践したところ、10立方メートル以下に抑えられるようになり、月に1,000円近く節約できるようになりました!
まずは自分の水道料金明細書を確認して、どのくらいの水を使っているのか把握するところから始めてみてください。明細書には使用量が記載されているので、それを基準に節約効果を測ることができますよ。
節約テクニック1:シャワーヘッドの交換で驚きの効果

水道代で最も多くを占めるのがお風呂での使用量です。特にシャワーは1分間に約12リットルの水を使うと言われています。30分シャワーを浴びれば、なんと360リットルもの水を消費してしまうんです!
そこでおすすめなのが「節水シャワーヘッド」への交換です。節水シャワーヘッドは、水の流れ方を工夫することで少ない水量でも十分な水圧を感じられるように設計されています。通常のシャワーヘッドと比べて約40〜50%も水の使用量を減らせるものもあります。
私も1年前に3,000円ほどの節水シャワーヘッドに交換しました。最初は「本当に効果あるのかな?」と半信半疑でしたが、交換後の水道料金を見て驚きました。シャワー時間はそのままなのに、水の使用量が明らかに減っていたんです!
おすすめのタイプは、「マイクロバブル」や「エアインシャワー」と呼ばれる空気を含んだ水滴を出すもの。きめ細かい泡のような水滴が肌にやさしく当たるので、節水なのに心地よさはむしろアップします。中には、スイッチひとつで水を一時的に止められる「ストップ機能」付きのものもあり、シャンプーの泡立てや体を洗っている間の無駄な水の流出を防げますよ。
取り付けも驚くほど簡単です。古いシャワーヘッドを回して外し、新しいものを回して取り付けるだけ。工具は一切不要で、女性でも5分もあれば交換できます。
投資金額の割に節約効果が高いので、一人暮らしの節約術としては最初に試してほしい方法です。月に500円〜1,000円の節約になれば、半年もあれば元が取れる計算になりますね。
節約テクニック2:洗い物のコツで水を大幅カット

キッチンでの水の使い方を少し工夫するだけで、かなりの節約になることをご存知ですか?特に洗い物の際の「水の出しっぱなし」は、気づかないうちに大量の水を無駄にしている原因です。
例えば、5分間水を出しっぱなしにすると、約60リットルの水を消費します。これを毎日やっていると、月に1,800リットル、つまり1.8立方メートルもの水が無駄になっているんです。
私の場合、以前は「きれいに洗うなら水をたくさん使った方がいい」と思い込んでいましたが、実はそれは大きな間違いでした。今では次のような方法で洗い物をしています:
- まず、食器に付いた食べ残しをキッチンペーパーで拭き取る
- シンクに少量の水とお湯を溜めて洗剤を入れる
- 汚れの少ないものから順に洗っていく
- 最後にまとめてすすぐ
この方法に変えてから、洗い物での水の使用量が約3分の1になりました!
特におすすめしたいのが「水切りカゴ」の活用です。水を溜めた洗い桶で洗った食器を水切りカゴに置き、最後にまとめてすすぐことで、水の使用量を大幅に減らせます。最近のタイプには、シンクに直接置けるものや折りたためるタイプもあり、狭いキッチンでも場所を取りません。
また、食器洗い用の手袋も意外と節水に役立ちます。手袋をしていれば熱めのお湯でも平気なので、油汚れもすっきり落とせて洗い直しの必要がなくなります。洗剤の使用量も減るので、環境にも家計にも優しいですね。
「面倒くさい」と思うかもしれませんが、慣れれば5分もかからずに洗い物が終わります。月に300〜500円の節約になると考えれば、ちょっとした工夫をする価値はあるはずです。
節約テクニック3:トイレの賢い使い方

一人暮らしの水道代で意外と大きな割合を占めているのがトイレです。古いタイプのトイレだと1回の洗浄で約13リットルの水を使いますが、最新の節水型トイレでは約6リットル、さらに「小」モードなら約3リットルで済みます。
もし古いタイプのトイレを使っているなら、ペットボトルを活用した簡単節水術を試してみてください。500mlのペットボトルに水を入れ、トイレタンクの中に入れるだけで、1回の洗浄で使う水の量を減らせます。ただし、流れが悪くなる場合は中の水の量を調整してください。
私の古いアパートのトイレでは、このペットボトル法を実践して月に約300円の節約に成功しました。大したことないように思えるかもしれませんが、年間では3,600円。カフェでコーヒーを10杯分楽しめる金額です!
また、「流すタイミング」も重要です。紙を流すためにわざわざ別に流す必要はありません。用を足したときにまとめて流せば、1日2回以上の節水になります。
最近では、100円ショップでも「節水グッズ」が売られています。例えば、タンクに入れるだけで水の流れを調整してくれる「節水ボール」などは手軽で効果的です。投資金額も少なく、すぐに元が取れるので、ぜひ試してみてください。
節水型のトイレに交換するとさらに効果的ですが、賃貸の場合は難しいですよね。そんな時は、上記のような小さな工夫の積み重ねが大切になります。
節約テクニック4:洗濯の効率化でムダをなくす

洗濯機は1回の使用で約80〜100リットルの水を使います。これを少しでも効率的に使うことで、かなりの節約になります。
まず心がけたいのが「まとめ洗い」です。洗濯物が少しでも溜まったからといって毎日洗濯するのではなく、ある程度溜めて週に2〜3回にまとめることで、水の使用量を大幅に減らせます。
私の場合、以前は「清潔に保ちたい」という思いから、少量でも毎日洗濯していました。しかし、それが無駄だと気づいてからは、下着と靴下は手洗いで済ませ、他の衣類はまとめて週2回洗うようにしています。その結果、月の水道代が約400円も下がりました!
また、最近の洗濯機には「節水モード」が搭載されていることが多いです。この機能を使うと、通常モードより約20%ほど水の使用量を減らせます。使い方は簡単で、ボタン一つで切り替えられます。洗浄力を心配する声もありますが、汚れがひどくない普段着なら十分キレイに洗えます。
もし洗濯機を買い替える予定があるなら、「ドラム式洗濯機」がおすすめです。縦型と比べて約30〜50%も水の使用量が少ないと言われています。初期投資は大きいですが、長期的に見れば水道代と電気代の両方で節約になります。
洗剤の量も重要です。洗剤を入れすぎると、すすぎの回数が増えてしまいます。洗剤の裏面に書かれている適正量をきちんと守ることで、すすぎの水も節約できます。計量スプーンを使うなど、「目分量」にしないことが大切です。
節約テクニック5:入浴時間と方法の見直し

お風呂は水道代の中でも大きな割合を占めています。特に、湯船にお湯を張る場合は一度に約200リットル以上の水を使うことになります。これをどう効率よく使うかが節約の鍵となります。
私が実践しているのは「シャワーだけの日」と「浴槽に浸かる日」を分ける方法です。毎日湯船にお湯を張るのではなく、疲れた日や体を温めたい日だけ浴槽を使い、他の日はシャワーだけにすることで、かなりの節水になります。
シャワーだけの日でも、前述した節水シャワーヘッドを使い、さらに「流しっぱなしにしない」ことが重要です。体を濡らしたら一度水を止め、シャンプーや石鹸で体を洗い、それから流すようにすれば、5分以内のシャワーでも十分キレイに洗えます。
湯船に浸かる日は、その水を有効活用しましょう。例えば:
- 足拭きマットを洗う
- 掃除用の雑巾を洗う
- バケツに汲んでトイレ掃除に使う
- 観葉植物の水やりに使う(石鹸分が少ない場合)
特に冬場は、お風呂の残り湯をバケツに汲んでトイレ掃除に使うだけで、冷たい水道水を使うよりも効率よく汚れが落ちます。一石二鳥ですね。
また、シャワーの温度も要チェックです。必要以上に高温にすると、湯沸かし器のガス代や電気代も余計にかかります。38〜40度程度の適温を心がけることで、水道代だけでなく光熱費全体の節約にもつながります。
お風呂の節水グッズ活用法
最近では入浴時の節水をサポートするグッズも多く販売されています。例えば:
- シャワータイマー:使用時間を視覚的に知らせてくれる
- 節水バスポンプ:残り湯を簡単に再利用できる
- 足元バスマット:濡れた体から垂れる水を集める
私はシャワータイマーを使い始めてから、シャワー時間が平均10分から7分に短縮され、月に約300円の節約になりました。わずかな金額ですが、年間で3,600円の節約です。
まとめ:小さな工夫の積み重ねが大きな節約に
いかがでしたか?今回ご紹介した5つの節約テクニックを実践すれば、無理なく水道代を30%前後節約できるはずです。一人暮らしの場合、月に1,000円以上の節約も十分可能です。
私自身、これらの方法を実践して水道代が月に約2,800円から1,700円程度まで下がりました。年間で約13,000円の節約になります。これは格安スマホの年間料金や、美味しいディナー数回分に相当する金額です!
大切なのは「継続できる範囲で」取り組むこと。すべてを一度に実践しようとすると続かないので、まずは取り組みやすいものから始めてみてください。例えば、節水シャワーヘッドの導入やトイレのペットボトル節水法は、一度やれば継続的に効果が出るので特におすすめです。
また、節水は地球環境にも優しい行動です。限りある水資源を大切にすることは、未来の地球のためにもなります。経済的なメリットと環境保護、両方の観点から節水に取り組んでみませんか?
皆さんも、自分のライフスタイルに合った節水方法を見つけて、賢く節約生活を楽しんでください!何か質問があれば、コメント欄でお待ちしています。