こんにちは!
今回は「ワンルームを広く見せる収納術10選」についてご紹介します。一人暮らしを始めたばかりの方や、すでに生活しているけれど「もっと部屋を広く使いたい!」と思っている方に役立つ情報をお届けします。狭いスペースでも快適に暮らすためのアイデアをたっぷりとご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
1. 縦のスペースを最大限に活用する

一人暮らしのワンルームで悩むのが「狭さ」ではないでしょうか。でも実は、床から天井までの縦のスペースを上手に使うことで、部屋を広く見せることができるんです!
突っ張り棒を使った収納
私が一人暮らしを始めた時、最初に購入したのが突っ張り棒でした。クローゼットの中に追加で突っ張り棒を設置すれば、洋服を二段に掛けられるようになります。また、キッチンでは吊り下げ収納用の突っ張り棒を活用することで、フライパンやお玉などのキッチンツールをすっきりと収納できます。
100均でも十分な強度の突っ張り棒が手に入りますが、重いものを掛ける場合は、少し価格が高くても耐荷重のある突っ張り棒を選ぶことをおすすめします。一度落下して物が壊れてしまうと、結局は余計なコストがかかってしまいますからね。
天井近くの収納スペース
季節外の洋服や使用頻度の低いものは、ベッドの上や本棚の上など、天井近くのスペースを利用して収納ボックスにまとめましょう。このとき、見た目を統一するために同じデザインの収納ボックスを使うと、部屋の印象もすっきり見えますよ。最近では100均でもおしゃれな収納ボックスが豊富に販売されているので、予算を抑えながらもオシャレな収納が実現できます。
2. 壁面を活用した収納術

壁は収納の宝庫です。壁に物を掛けたり取り付けたりすることで、床のスペースを空けて部屋を広く見せることができます。
コマンドフックの活用
賃貸の場合、壁に穴を開けられないことが多いですよね。そんな時に便利なのがコマンドフックです。粘着タイプのフックなので、壁を傷つけずに使えます。帽子やバッグ、アクセサリーなどを掛けるのに最適です。
私の友人は、このコマンドフックを使って壁にS字フックを取り付け、そこにネックレスやピアスを掛けるアクセサリー収納コーナーを作っていました。見せる収納になるので、部屋のアクセントにもなって一石二鳥です!
ウォールシェルフの設置
少し予算に余裕があれば、ウォールシェルフの設置もおすすめです。最近は賃貸でも使える突っ張りタイプや、壁に穴を開けずに設置できるタイプも増えてきました。本や小物を飾るスペースができるだけでなく、部屋に立体感が生まれ、おしゃれな空間を演出できます。
3. ベッド下の収納スペースを有効活用
ベッド下のスペースは意外と広く、上手に活用すれば大容量の収納場所になります。
ベッド下収納ボックス
私が一人暮らしを始めた時、最初は普通のベッドを使っていましたが、すぐに収納付きのベッドに買い換えました。ベッド下に引き出しがついているタイプや、収納ボックスを滑り込ませるタイプなど様々なものがあります。
もし新しくベッドを購入するのが難しい場合は、100均やホームセンターで売っている薄型の収納ボックスを活用しましょう。キャスター付きのものを選べば、出し入れも簡単です。私は季節外の洋服や大きなタオル、予備の布団などをベッド下に収納しています。
ベッド下収納のコツ
ベッド下の収納を使う際のコツは、中身がひと目でわかるようにラベリングすることです。引き出す前に何が入っているかわかれば、探す手間が省けます。また、防虫・防湿のために定期的に中身を入れ替えることも大切です。
4. 多機能家具で空間を節約

限られたスペースでは、一つの家具に複数の機能があるものを選ぶことが重要です。
ソファベッド
日中はソファとして使い、夜はベッドとして使えるソファベッドは、ワンルームの強い味方です。最近のモデルは寝心地も良くなっていて、デザインもおしゃれなものが増えています。
私の先輩は、コンパクトなソファベッドを使うことで、日中は広々としたリビングスペースを確保し、夜はゆったりとした寝室に変身させていました。来客時にも便利で、友達が泊まりに来た時も余裕で対応できるそうです。
収納付きテーブル
テーブルも収納機能付きのものを選ぶと良いでしょう。引き出し付きのダイニングテーブルや、天板が持ち上がるタイプのリビングテーブルなどがあります。私は折りたたみ式の収納付きテーブルを使っています。使わない時は折りたたんで壁に立てかけておけば、部屋のスペースを広く使えて便利です。
5. 100均アイテムでDIY収納
予算を抑えながらも効果的な収納を実現するなら、100均アイテムを使ったDIYがおすすめです。
カラーボックスのアレンジ
カラーボックスは100均でも手に入る優れもので、アレンジ次第で様々な用途に使えます。横置きにして上に座布団を敷けば簡易ベンチ兼収納に、扉を付ければ見せたくないものも隠せます。
私は3段のカラーボックスを購入し、一番下の段にはキャスターを取り付けて引き出しにしました。中には書類や文房具を収納しています。また、側面にフックを取り付けて、鍵やヘッドフォンなどをかけられるようにもしています。
ワイヤーネットを使った壁面収納
100均で手に入るワイヤーネットも便利なアイテムです。コマンドフックなどで壁に取り付け、S字フックを使って小物を掛けることができます。キッチンツールや文房具、アクセサリーなど様々なものの収納に活用できますよ。
6. クローゼット内の収納効率を上げる

クローゼットのスペースを最大限に活用するためのテクニックをご紹介します。
ハンガーの選び方
普通のハンガーより薄型のハンガーに変えるだけで、クローゼット内のスペースを30%も節約できると言われています。また、S字型のハンガーコネクターを使えば、ハンガーを縦につなげることができ、さらに省スペースになります。
私はすべてのハンガーを統一することにしました。見た目がすっきりするだけでなく、ハンガーの向きが同じになるので、洋服を探しやすくなりました。
ボックスやケースの活用
下着やソックスなどの小物は、引き出し式の小さなボックスに入れると整理しやすくなります。クローゼットの棚にぴったり収まるサイズを選ぶことがポイントです。透明なケースを使えば中身が一目で分かるので便利ですよ。
7. キッチンの収納テクニック
狭いキッチンでも調理がしやすくなる収納テクニックをご紹介します。
吊り下げ収納の活用
キッチンツールは吊り下げ収納がおすすめです。壁に取り付けるタイプやレンジフードの下に取り付けるタイプなど、様々な商品があります。よく使うフライパンやお玉などを吊り下げておくと、使いたい時にすぐ手に取ることができて便利です。
マグネット収納
冷蔵庫やレンジフードの側面など、金属部分にはマグネット式の収納グッズを活用しましょう。スパイスラックやキッチンペーパーホルダーなど、マグネットタイプの商品は多く販売されています。私は冷蔵庫の側面にマグネット式のメモボードを取り付け、買い物リストや予定表を貼っています。キッチンでの作業中に思いついたことをすぐにメモできるので便利ですよ。
8. 見せる収納でおしゃれに整理整頓

収納は「隠す」だけでなく、「見せる」という選択肢もあります。上手に見せる収納をすれば、部屋をおしゃれに見せることができます。
統一感のある収納ボックス
見せる収納のコツは、収納ボックスやケースの色や素材を統一することです。例えば、すべて白の収納ボックスにする、または木製のボックスで統一するなど、テーマを決めるとすっきりと見えます。
私は白と茶色の2色で統一しています。白は清潔感があり、茶色は温かみがあるので、バランスが取れた空間になっています。
ディスプレイとしての収納
本や雑貨などは、ただ収納するだけでなく、ディスプレイとして飾るという発想も大切です。お気に入りの本は表紙を見せるように立てかけたり、コレクションはガラスケースに入れて見せたりすると、インテリアとしても楽しめます。
9. デッドスペースを見つけて活用する
部屋には意外とデッドスペース(死角になっている使われていないスペース)が存在します。そこを見つけて活用することで、収納スペースを増やすことができます。
ドア裏の活用
ドアの裏側は意外と見落としがちなスペースです。ドアフックを使えば、バッグやコートなどを掛けることができます。また、100均などで売っているドア用ポケット収納を取り付ければ、小物類もすっきり整理できます。
隙間収納の活用
冷蔵庫と壁の間、テレビ台と壁の間など、わずかな隙間も立派な収納スペースになります。隙間用のラックやキャスター付きの細長いストッカーなどを使えば、調味料や缶詰、文房具などを収納できます。
私の部屋では、デスクと壁の間の10cmほどの隙間に、キャスター付きの隙間収納を入れています。普段はほとんど見えませんが、必要な時に引き出して使う文房具やノートを収納しています。
10. 定期的な見直しで不要品を減らす

どんなに収納上手になっても、物が増え続ければ限界があります。定期的に持ち物を見直して、本当に必要なものだけを残すことも大切です。
シーズン切り替え時の整理整頓
季節が変わる時は、衣替えと一緒に持ち物の見直しをしましょう。「この1年間使わなかったもの」「もう気に入らないもの」は思い切って手放すことを検討してみてください。
私は春と秋の年2回、徹底的な整理整頓をしています。特に洋服は「この1年着なかったもの」をリストアップし、次の年までに着なければ寄付することにしています。これにより、クローゼットがいつもすっきりしています。
ワンイン・ワンアウトのルール
新しい物を買ったら、同じカテゴリーの古い物を1つ処分するというルールを作ると、物が増えすぎるのを防げます。特に洋服や雑貨など、つい買いすぎてしまうものはこのルールを徹底すると良いでしょう。
まとめ:あなたらしい快適な空間づくりを
ワンルームの限られたスペースでも、工夫次第で広々と快適に暮らすことができます。今回ご紹介した10の収納術は、すべてを一度に実践する必要はありません。自分のライフスタイルや好みに合わせて、できることから少しずつ取り入れてみてください。
私も一人暮らしを始めた頃は収納に悩んでいましたが、これらのテクニックを学び、実践することで、今では快適な空間で暮らしています。最初は大変に感じるかもしれませんが、整理整頓された空間で暮らすことのメリットは計り知れません。時間の節約になるだけでなく、心も整理され、毎日の生活が豊かになりますよ。
ぜひ、あなたらしい「ちょうどいい」収納を見つけて、自分だけの居心地の良い空間を作ってみてください。収納上手は暮らし上手。快適な一人暮らしを楽しみましょう!