+時短・生活改善

【体験談】節水シャワーヘッドに替えて年間いくら節約できた?

スポンサーリンク
スポンサーリンク

はじめに

毎月の水道代を見て「なんでこんなにかかるんだろう」とため息をついていた私。特に夏場はシャワーの使用頻度が増え、水道代がさらに膨らむ傾向にありました。そんな時、友人から「節水シャワーヘッドに替えたらかなり水道代が下がったよ」と教えてもらったんです。

半信半疑だった私ですが、「試してみる価値はあるかも」と思い、思い切って節水シャワーヘッドを購入。実際に使ってみたところ、予想以上の効果があり、水道代の節約に大成功しました!今回は、実際に節水シャワーヘッドに替えて1年間使った結果、どれくらい節約できたのか、そして使用感はどうだったのかを詳しくお伝えします。

節水シャワーヘッドとは?仕組みと種類

節水シャワーヘッドとは、その名の通り水の使用量を抑えるように設計されたシャワーヘッドのことです。でも「水が少なくなるとシャワーの気持ちよさが減るんじゃないの?」と思われるかもしれません。実はそうではないんです!

節水シャワーヘッドの仕組み

節水シャワーヘッドには主に以下のような仕組みがあります:

  • 空気混入方式:水に空気を混ぜることで、少ない水量でも十分な水圧を感じられる仕組み
  • 微細シャワー方式:水を細かい粒子にして出すことで、少ない水量でも体全体に水がかかる感覚を得られる
  • 流量調整弁:水の出る量を物理的に制限するバルブを内蔵

私が選んだのは、空気混入方式と微細シャワー方式を組み合わせた製品でした。カタログには「従来品と比べて最大50%節水可能」と書かれていましたが、「本当かな?」と半信半疑でした。

スポンサーリンク

主な種類とタイプ

節水シャワーヘッドには大きく分けて次のようなタイプがあります:

  1. ハンドシャワータイプ:一般的な取り外し可能なシャワーヘッド
  2. 固定タイプ:壁や天井に固定されたシャワーヘッド
  3. レインシャワータイプ:頭上から雨のように水が降り注ぐタイプ

私はもともとハンドシャワータイプを使っていたので、同じタイプの節水シャワーヘッドを選びました。取り付けも簡単で、特別な工具も必要なく自分で交換できました。

実際の導入コストはいくらだった?

「節約のために新しい設備を買うのって本末転倒じゃないの?」と思われるかもしれませんが、節水シャワーヘッドの場合は初期投資がそれほど大きくありません。

私が購入した節水シャワーヘッドは、大手ホームセンターで5,800円(税込)でした。価格帯としては中程度のもので、高機能なものだと10,000円以上、シンプルな機能だけのものなら3,000円程度から購入できます。

自分での交換は簡単?

取り付け工事費用が気になる方もいるかもしれませんが、多くの場合は自分で簡単に交換できます。私の場合も、以下の手順で10分程度で交換完了しました:

  1. 古いシャワーヘッドをホースから回して外す
  2. 付属のパッキンをホースの先端に取り付ける
  3. 新しい節水シャワーヘッドを回して取り付ける

「DIYが苦手…」という方でも心配いりません。ほとんどの製品には詳しい説明書が付いていますし、YouTubeなどで交換方法の動画も見つかります。私もYouTubeの動画を見ながら作業しました。

意外な追加メリット

実は購入後に気づいたのですが、多くの節水シャワーヘッドには「塩素除去」や「水質改善」などの機能も付いています。私が購入した製品にも活性炭フィルターが内蔵されていて、カルキ臭が減ったように感じました。肌が弱い家族も「シャワー後の肌の乾燥が減った気がする」と言っていて、嬉しい誤算でした。

水道代はどれくらい下がった?実際の節約効果

さて、一番気になる節約効果についてです。実際に節水シャワーヘッドに替えて1年間使用した結果、水道代はどれくらい下がったのでしょうか?

節水シャワーヘッド導入前後の水道代比較

私の場合、4人家族で生活しています。節水シャワーヘッド導入前の平均水道代は、2ヶ月で約12,000円でした。導入後は約9,000円になり、2ヶ月あたり約3,000円の節約になりました。

年間では、約18,000円の節約になった計算です!初期投資の5,800円を差し引いても、初年度だけで12,000円以上お得になりました。思った以上の節約効果に家族も大喜びでした。

水使用量の変化

水道局からの検針票を見ると、平均使用水量が2ヶ月あたり約42㎥から約32㎥に減少していました。約24%の削減ができた計算になります。

特に夏場は効果が顕著で、家族全員が毎日シャワーを浴びる7月〜8月の期間は、前年と比べて約30%も使用量が減りました。

電気代への影響は?

実は節水シャワーヘッドのもう一つのメリットは、お湯を沸かすためのガス代や電気代も節約できることです。水の使用量が減れば、温める水の量も減るため、必然的にエネルギー費も下がります。

我が家の場合、電気温水器を使用していますが、導入前と比べて電気代も月に約1,000円程度下がりました。こちらも年間で約12,000円の節約になります。

水道代と電気代を合わせると、年間約30,000円の節約になりました!これは初期投資の5倍以上のリターンです。「こんなに違うのか!」と正直驚きました。

使用感はどう?デメリットはあった?

節約効果は素晴らしいことが分かりましたが、実際の使用感はどうだったのでしょうか?「水量が減って不満はなかったの?」という疑問にお答えします。

良かった点

  • 水圧の感じ方は変わらない:空気混入方式のおかげで、水量は減っていても水圧が弱く感じることはありませんでした。むしろ、細かい水滴が心地よく感じることもあります。
  • お湯の温度が安定する:水量が少ないので、温水器の能力に余裕ができ、お湯の温度変化が少なくなりました。
  • シャワー時間が自然と短くなった:節水意識が高まり、家族全員がシャワーを長く浴びすぎないよう気をつけるようになりました。

気になった点

正直なところ、最初は少し違和感がありました。特に次のような点が気になりました:

  • シャワーの「勢い」が若干弱く感じる:水の出方が違うので、最初は「パワーが足りない」と感じることがありました。特に長い髪の家族からは「シャンプーを洗い流すのに時間がかかる」という声も。
  • 水温の調整に慣れが必要:水量が少ないため、温度調整のダイヤルを少し動かしただけで温度変化が大きく感じられました。

ただ、これらの点も約1週間で慣れました。今では元のシャワーヘッドに戻すことは考えられないほどです。

子どもの反応は?

小学生と中学生の子どもたちも、最初は「なんか違う」と言っていましたが、すぐに慣れました。特に小学生の娘は「小さな水の粒がキラキラして気持ちいい!」と気に入ったようです。

むしろ、節水の意識が家族に広がるきっかけになりました。子どもたちが「水を無駄にしないように」と意識するようになったのは、とても良い教育効果だったと思います。

節水シャワーヘッドの選び方のポイント

私の経験から、節水シャワーヘッドを選ぶ際に重要なポイントをいくつか紹介します。

チェックしたい機能と性能

  • 節水率:カタログなどに記載されている節水率をチェック。30%以上のものがおすすめです。
  • シャワーモード:複数のシャワーモード(ストレート、ミスト、マッサージなど)があると便利です。
  • 止水ボタン:シャンプー中など一時的に水を止められるボタンがあると、さらに節水効果が高まります。
  • フィルター機能:塩素除去や水質改善機能があると、肌や髪にも優しいです。

予算別おすすめタイプ

  • 3,000円以下:基本的な節水機能だけのシンプルなタイプ。小さな世帯におすすめ。
  • 3,000円〜7,000円:複数のシャワーモードや止水ボタンなどの機能付き。コスパが良いのはこの価格帯です。
  • 7,000円以上:高級感のあるデザインや、LEDライト内蔵、スマホ連動機能など追加機能が充実。

私は中間の価格帯を選びましたが、基本機能だけなら安いものでも十分な節水効果は得られると思います。

取り付け前の確認事項

購入前に確認しておくべきポイントもあります:

  • 自宅のシャワーホースとの適合性:現在使っているシャワーホースとの接続部分のサイズが合うかを確認
  • 水圧の確認:マンションの高層階など、もともと水圧が弱い場合は、節水シャワーヘッドによってさらに水圧が下がる可能性があります
  • 温水器のタイプ:瞬間式の場合、水量が少なすぎると作動しない場合があるので注意が必要です

節水シャワーヘッドで始める、環境にも家計にも優しい生活

節水シャワーヘッドの導入は、単なる節約だけでなく、環境への配慮にもつながります。私の場合、年間で約120㎥の水を節約できた計算になります。これは小さな一歩かもしれませんが、地球環境を守るための取り組みの一つになったと感じています。

節水効果以外のメリット

  • 環境負荷の低減:水使用量の削減は、水処理にかかるエネルギーも削減することになります
  • 節水意識の向上:家族全体の水の大切さへの意識が高まりました
  • 水道インフラへの負担軽減:多くの家庭が節水することで、地域全体の水道インフラへの負担も減ります

我が家のその後の節水対策

節水シャワーヘッドの成功をきっかけに、我が家では次のような節水対策も実施しました:

  • トイレタンクに水を入れたペットボトルを置き、一回あたりの水量を減らす
  • 洗濯機の使用回数を減らすため、まとめ洗いを心がける
  • 食器洗いの際は、ためすすぎを実践

これらの取り組みによって、さらに水道代を削減することができました。最初の一歩としては、シャワーヘッドの交換がとてもおすすめです。

まとめ:節水シャワーヘッドは投資する価値あり!

一年間の使用を経て、節水シャワーヘッドは間違いなく導入する価値があるものだと確信しています。

  • 初期投資:約6,000円
  • 年間節約額:水道代約18,000円+電気代約12,000円=約30,000円
  • 投資回収期間:約2.5ヶ月

使用感も慣れてしまえば問題なく、むしろ肌に優しいと感じることもあります。何より、毎月の光熱費の請求書を見るのが怖くなくなったのが一番のメリットかもしれません。

「節約したいけど生活の質は落としたくない」という方に、節水シャワーヘッドはぴったりの選択だと思います。初期費用もそれほど高くなく、設置も簡単で、効果も実感しやすいです。

あなたも今日から、節水シャワーヘッドで水道代の節約を始めてみませんか?小さな一歩ですが、家計と地球環境、両方に優しい選択になるはずです。私の体験が、皆さんの参考になれば嬉しいです!

スポンサーリンク
スポンサーリンク