こんにちは、ちりつも生活です!
先日、友人から「転職したいけど、今の仕事が忙しすぎて活動する時間がないんだよね…」という相談を受けました。あー、これめちゃくちゃ分かる!実は私も2年前に転職活動をしていた時期があって、働きながらの転職活動って本当に大変なんですよね。
今日は、そんな「働きながら転職したい」と思っている皆さんに向けて、実際に私が実践した時間管理術をお話ししたいと思います。これから紹介する方法で、忙しい毎日の中でも効率的に転職活動を進められるはずですよ。
なぜ在職中の転職活動は時間管理が重要なのか

転職活動って、思っている以上に時間がかかります。履歴書作成、企業研究、面接準備、そして実際の面接…。これらを全部、今の仕事の合間にやらなきゃいけないんですから、そりゃあ大変ですよね。
私の場合、最初は「土日にまとめてやろう」と甘く考えていました。でも現実は違った。平日の疲れで土曜日は昼まで寝てしまうし、日曜日は翌週の準備で結局バタバタ。気づけば1ヶ月経っても何も進んでいない状態でした。
そこで気づいたんです。在職中の転職活動は「スキマ時間をいかに有効活用するか」が勝負だということを。
在職中転職のメリットを活かすために
在職中の転職活動には、実はメリットもたくさんあります。収入が安定している分、焦らずに良い条件の会社を選べますし、面接でも「今すぐ転職しなければならない」という切羽詰まった印象を与えません。
でも、このメリットを活かすためには、計画的な時間管理が絶対に必要なんです。
効率的な時間捻出のテクニック
朝活を転職活動に活用する
「早起きは三文の徳」なんて言葉がありますが、転職活動においてはまさにその通り!私が一番効果を感じたのは、朝の時間を活用することでした。
具体的には、普段より1時間早く起きて、その時間を転職活動に充てるんです。朝は頭がスッキリしているので、企業研究や履歴書の作成など、集中力が必要な作業にピッタリ。実際、私は毎朝6時に起きて、1時間みっちり転職関連の作業をしていました。
最初はきつかったです。でも1週間続けると、不思議と習慣になっちゃうんですよね。朝のコーヒーを飲みながら、静かな部屋で集中して作業する時間は、意外と心地よいものでした。
通勤時間を有効活用
電車通勤の人なら、この時間は絶対に無駄にできません!私は片道40分の電車通勤だったので、往復で1時間20分。これを転職活動に使わない手はないですよね。
具体的には:
- 行きの電車:転職サイトで求人チェック、気になる企業の情報収集
- 帰りの電車:面接対策アプリで質問練習、業界ニュースのチェック
スマホひとつあれば、意外とたくさんのことができちゃいます。ただし、満員電車ではスマホ操作も大変なので、その時は転職関連のポッドキャストを聞いたり、面接で話す内容を頭の中で整理したりしていました。
ランチタイムの戦略的活用
お昼休みも貴重な時間です。同僚と毎日お昼を食べに行っている人は、週に2〜3回は一人でランチを取って、その時間を転職活動に充てましょう。
私がよくやっていたのは:
- 近くのカフェで企業研究(WiFiがあるところを事前にチェック)
- コンビニ弁当を職場で食べながら、転職エージェントとのメール対応
- 散歩がてら、面接で行く会社の場所を下見
特に面接予定の会社の下見は、めちゃくちゃ大事です。当日道に迷って遅刻…なんて最悪ですからね。
バレずに面接調整をする方法
有給取得の戦略
これが一番頭を悩ませるところじゃないでしょうか。私も最初は「どうやって有給を取ろう」と悩みました。でも、意外とコツがあるんです。
まず、普段から有給を取る習慣をつけておくこと。急に有給を取り始めると、周りも「あれ?」って思っちゃいますからね。私は転職活動を始める前から、月に1回は有給を取るようにしていました。「体調管理のため」「家族の用事」など、理由は何でもOK。
面接が決まったら、できるだけ早めに有給申請をします。「歯医者の予約が取れた」「役所の手続きで」といった理由が使いやすいですね。
早退・遅刻の使いどころ
フルで有給を取らなくても、半休や時間休を活用する手もあります。午後からの面接なら午後半休、午前中の面接なら遅刻届けを出すという感じです。
私の場合、「通院のため」という理由をよく使っていました。健康管理は大切ですからね。上司も文句は言えません。
オンライン面接の活用
コロナ禍以降、オンライン面接を実施する企業が増えました。これは在職中の転職活動にとって、めちゃくちゃありがたい変化です!
昼休みにオンライン面接を受けたり、在宅勤務の日に面接を入れたり。工夫次第で、有給を使わずに面接を受けることも可能になりました。
ただし、オンライン面接には注意点もあります:
- 背景は清潔感のある壁際で
- 照明は明るく(顔がしっかり見えるように)
- ネット環境は事前にチェック
- 家族がいる場合は、面接時間を伝えておく
私は一度、オンライン面接中に宅配便が来てしまい、ピンポンが鳴り響いてしまったことがあります。めちゃくちゃ焦りました…。
効率化のためのツール活用法

転職支援アプリの使い分け
転職活動を効率化するなら、複数の転職アプリを使い分けるのがコツです。私が実際に使っていたのは:
リクナビNEXT:求人数が多く、スカウト機能も充実。通勤時間の情報収集にピッタリ。
doda:転職エージェント機能もあるので、面接調整などサポートが手厚い。
LinkedIn:外資系や IT系を狙うなら必須。英語の履歴書も作成できます。
Wantedly:ベンチャー企業の情報が豊富。カジュアル面談から始められるのも魅力。
それぞれの特徴を理解して使い分けることで、効率的に情報収集ができます。
時間管理アプリで転職活動を見える化
転職活動って、意外と「何をいつやったか」が分からなくなりがちです。そこで活用したいのが時間管理アプリ。
私が使っていたのは「Toggl Track」というアプリ。転職活動に費やした時間を記録することで:
- どの作業にどれくらい時間をかけているか把握できる
- 週にどれくらい転職活動に時間を使えているか分かる
- モチベーション維持にもつながる
「今週は10時間も転職活動に時間を使えた!」と可視化されると、達成感もありますよ。
スケジュール管理の工夫
Googleカレンダーに転職関連の予定を入れる時は、暗号のようなメモにしていました。例えば:
- 「A社面接」→「歯医者」
- 「履歴書作成」→「資料整理」
- 「企業研究」→「勉強時間」
万が一、同僚にスケジュールを見られても分からないようにしていたんです。ちょっと神経質すぎるかもしれませんが、用心に越したことはありませんからね。
実際の転職活動スケジュール例

私の1週間スケジュール
実際に私がどんなスケジュールで転職活動をしていたか、具体例をお見せしますね:
月曜日
- 朝6:00-7:00:週末に受けた面接の振り返り、今週の目標設定
- 通勤時間:新着求人チェック
- 昼休み:転職エージェントからのメール返信
火曜日
- 朝6:00-7:00:気になる企業の企業研究
- 通勤時間:業界ニュースチェック
- 帰宅後21:00-22:00:履歴書・職務経歴書のブラッシュアップ
水曜日
- 朝6:00-7:00:面接対策(想定質問への回答練習)
- 昼休み:カフェで企業研究の続き
- 帰宅後:早めに就寝(翌日に備えて)
木曜日
- 午後半休取得:14:00から面接
- 面接後:近くのカフェで面接の振り返り
金曜日
- 朝6:00-7:00:今週の活動まとめ、来週の計画立て
- 通勤時間:転職関連のポッドキャスト聴取
- 夜:友人と飲み会(息抜きも大切!)
土曜日
- 午前中:まとめて企業研究、応募書類作成
- 午後:プライベート時間
日曜日
- 朝:1週間の振り返り
- 午後:翌週の準備、リラックス時間
こんな感じで、無理のない範囲でコツコツと進めていました。大切なのは「完璧を求めすぎない」こと。時には疲れて何もできない日があってもOKです。
月単位での目標設定
週単位だけでなく、月単位での目標も設定していました:
1ヶ月目:情報収集・準備期間
- 転職サイト登録、エージェント面談
- 履歴書・職務経歴書の作成
- 業界研究、企業研究
2ヶ月目:本格始動期間
- 応募開始(月5社程度)
- 面接対策の強化
- ポートフォリオ準備(業界によって)
3ヶ月目以降:調整・最終段階
- 面接ラッシュ対応
- 条件交渉
- 退職手続きの準備
長期的な視点を持つことで、焦らずに活動を続けられました。
モチベーション維持のコツ
小さな目標設定
転職活動って、結果が出るまで時間がかかるので、モチベーション維持が本当に大変です。私が心がけていたのは、小さな目標をたくさん設定することでした。
例えば:
- 今週は3社に応募する
- 今月は5回面接を受ける
- 転職関連の本を1冊読む
- LinkedInのプロフィールを更新する
大きな目標だと達成までに時間がかかりますが、小さな目標なら週単位で達成感を味わえます。この積み重ねがめちゃくちゃ大事なんです。
息抜きも計画的に
転職活動に集中するあまり、プライベートを犠牲にしすぎるのはNGです。私も最初はがむしゃらにやっていましたが、途中で疲れ果ててしまいました。
そこで、息抜きも計画的に取り入れるように。例えば:
- 金曜の夜は転職活動のことは考えない
- 月に1回は友人と美味しいものを食べに行く
- 好きな映画やドラマを見る時間を確保
メリハリをつけることで、長期的に活動を続けられるようになりました。
転職活動中の注意点
現職への影響を最小限に
どんなに転職したくても、現在の仕事をおろそかにするのは絶対にダメ。転職活動がバレる一番の原因は「仕事のパフォーマンスが下がること」だと思います。
私は逆に、転職活動中は普段よりも仕事を頑張るようにしていました。「最後まできちんと責任を果たそう」という気持ちで取り組むと、自然と気が引き締まります。
情報管理の徹底
転職活動に関する情報は、絶対に会社のPCやメールアドレスを使わない。これは鉄則です。私は:
- 個人のスマホとメールアドレスのみ使用
- 会社では転職関連のサイトにアクセスしない
- 転職関連の書類は自宅のみで管理
小さなことですが、こういった配慮が大切です。
同僚への対応
同僚から「最近どう?」なんて聞かれることもありますが、転職活動のことは絶対に話さない方が無難です。どこから情報が漏れるか分かりませんからね。
私は「仕事が忙しくて」「プライベートでちょっと忙しくて」といった当たり障りのない返事を用意していました。
まとめ:計画的な転職活動で理想の未来を手に入れよう
いかがでしたでしょうか?在職中の転職活動は確かに大変ですが、コツを掴めば必ず成功できます。
改めて、今回お話しした時間管理術のポイントをまとめると:
そして、効率化ツールの活用。転職アプリや時間管理アプリを使い分けることで、限られた時間の中でも効率的に活動できるようになります。
最後に、モチベーション維持のコツ。小さな目標設定と計画的な息抜きで、長期戦の転職活動を乗り切りましょう。
私自身、この方法で約4ヶ月の転職活動を経て、希望していた会社から内定をもらうことができました。最初は「働きながらなんて無理かも」と思っていましたが、計画的にコツコツと進めることで、現職に迷惑をかけることなく転職を成功させることができたんです。
転職活動は確かに大変な道のりですが、それは新しい自分に出会うための大切なステップでもあります。今の環境に満足していないなら、一歩踏み出してみてください。きっと、理想の働き方や職場環境を手に入れることができるはずです。
皆さんの転職活動が成功することを、心から応援しています!頑張って!